滋賀県米原市で真綿を熟練職人が二人向き合い手作業で同じ力加減で1つ1つ広げていき引き伸ばします。この「手引き」作業を何度も繰り返し布団サイズに仕上げ、長浜市にて最終工程の側(表生地)に入れる作業をし一枚の真綿布団を仕上げます。 |
米原市(旧近江町)は全国的な真綿の産地として名高い。ここは耕地が少なく、副業を必要としたため定着したものと思われます。真綿作りは水を張ったタライの中にマユを入れ、その真ん中にゲバと呼ぶ木枠を立てかけ、中の蛹を取り出し、袋状の繭を四角く均一に引き延ばしてゲバに貼りかける作業である。現在でも工程のすべてが手づくりであり、いずれにも熟練に技術を要する。一人前になるのに3年はかかります。 | |
近江真綿布団は、極上の角真綿をひとつひとつムラなく均一になるよう2人で息を合わせ手で1枚1枚丹精込めて丁寧に手引(広げ引き延ばします)きして何百枚も重ね合わせて1枚のふとんの量にします。ふとん1枚、シングルで約九千個、ダブルで約一万二千個もの玉繭が必要という贅沢な真綿ふとんです。真綿の原料ならではの素晴らしい特長を数々備えています。 真綿の特徴 ・あたたかさ : 軽くて抜群の保温性があり羽布団と比較しても保 温力は劣はおとりません。 ・吸 湿 性 : 天然繊維独特の吸湿性に富み透湿性が大きく健 康的です。 ・しなやかさ : 天然繭のしなやかさで、軽くて肩先をやわらかく包 み暖かく快適な安眠が保たれます。 ・使いやすさ : かさばらないので、小さなスペースに収納でき ます。 ・ 繊 維 : 長繊維ですので木綿わたのような綿ほこりが出に くくお使いいただけます。 |
側(表生地)加工 外側ぐるりにキルティング加工を内側に和綴じを施し偏り防いでおります。二種類中綿ズレ防止加工を施しいつまでも末永くご愛情頂けるよう最終お仕立てをしております。 |
近江真綿は江戸中期以降、諸大名が養蚕を奨励したこともあり延享年間岩脇の山村義蔵氏が東北地方から木綿布の漂白技術を習得して帰り、さらに多和田、岩脇の住民が信濃地方より真綿作りを習い、工夫と苦心の末、これを広めたといわれています。 絹は、昔から健康に役立つことが、経験的に知られていました。現代科学の分析でも、人の身体に適した吸湿性や放湿性・保温性が非常に高く、皮膚細胞も活性化させる優れた天然素材であることが証明されています。近江真綿は、繭を手引きにより丹念に作ります。夏は涼しく、冬はあったかい、羽根のように軽い柔かな感触をお楽しみください。 |
表地(がわ)更紗柄です。 | |
上写真生地には以下の加工が施されております。 ALOEJU(アロエージュ) 特長 ●天然の優れた抗菌効果があります。 ●生地に保湿効果があり、肌ざわりがソフトです。 ●ダニに対して忌避効果があります。 ●食品・生薬に使用されている、天然アロエ成分を用いていますので、肌に安心です。 ●綿 100% サテン |
近江真綿布団価格表 | |
真綿を熟練職人が二人向き合い手作業で同じ力加減で1つ1つ広げていき引き伸ばします。この「手引き」作業を何度も繰り返し布団サイズに仕上げ、長浜市にて最終工程の側(表生地)に入れる作業をし仕上げます。 側(表生地)加工 外側ぐるりにキルティング加工を内側に和綴じを施し偏り防いでおります。二種類中綿ズレ防止加工を施しいつまでも末永くご愛情頂けるよう最終お仕立てをしております。 *シングル1kgは肌掛け布団に最適です(ダブルは1.5kg) *上記価格表以外にお客様のお好みの大きさ、中綿の重さの指定などオーダーできます。またお見積もり無料にてご案内いたします。 *価格表内の重さは真綿の重さです。 *受注生産ですので、ご入金確認後作業を進めます。作業を進めますとキャンセルできませんのでご了承ください。 *作業開始より30日ほどで近江真綿布団発送いたします。(土日祝日含まず) *ご注文、お見積もりは電話・FAX・メールなどで賜ります。お気軽にお問い合わせください。 *発送はヤマト便140pサイズの発送となります。 |